2009年8月30日日曜日

8月30日・総選挙

民主300議席超で政権交代へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=945709&media_id=2

みんな変化を求めているんですね。

おそらく「なぜ民主になると日本にとっていいの?」と質問しても、
的確な返答をできる国民が果たして何人いるのか疑問でしかたありません。

何かを変えたい、変えてほしいという気持ちは大いに結構です。
僕も今の不甲斐ない日本を変えたいと思っています。

ただ、

今回の政権交代が果たしてそれに繋がるかというと僕はそうは思えない。

これは明治維新以来の革命だと、民主党は銘打っていました。

僕はそうは思わない。

革命とは現存するシステムを壊し、新しいものを築き上げることを言います。

彼らはただ自民がいた場所に収まっただけです。
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今回の選択が

後世のために血を流し戦った先人たちの努力と愛を無駄にしかねない、

ということは肝に銘じていてください。
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ここ数年で大きな変化が起きるとはいいません。

おそらくこの政権交代で国民にとって良いこともあると思います。

しかし今、大半の国民が自分本位な「目先の変化」を求めたがために

僕たちの子供の世代、または孫の世代の日本はおそらく

「日本人が住みにくい場所」

になってしまっていることでしょう。

最悪日本ですらなくなっていることも考えられます。

そのとき僕たちはどうすればいい?
誰かを責め立てますか?韓国や中国やアメリカを責め立てますか?

そんなのお門違い。

なぜなら、決断を下したのは今の日本人一人一人なのだから。

他国は日本が思っている以上にしたたかです。
日本ほど平和ボケしていませんし、他国に過度な譲歩もしません。
未来を担う若者も政治に関心を持ち、自国のことを考えています。
そしてなにより自国を愛し、プライドをもって生きています。
彼らは彼らの国益のためにスキあらば日本を乗っ取ることに躊躇しません。

それは悪いことですか?
いや、これは立派な戦略です。
現代日本人が忘れている「種族繁栄の本能」です。

崩壊しかけの米国も、財政難の韓国も、アジア統括をもくろむ中国も、
日本資本を自分たちの国益に変えようと必死です。

こんなときに日本は何をしていますか?
外国に譲歩する法案を掲げている政党に政権を渡しているのです。

民主がちらつかせる票を稼ぐための都合のよい法案。
そのなかのいくつかは実現するかもしれない。
それで「僕たちの将来」は良いかもしれない。

では「後世の日本人の将来」はどうすればいいんですか?
日本は今の僕たちだけのものじゃないんです。
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将来、日本が滅びることがあるとすれば

それは外国のせいでも、後世の日本人のせいでもなく、

我々現代日本人のせいなのです。
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まとめ:
(日本が滅びるというのは若干大げさな発言かとは思います。
もちろんこれは民主がむこう何十年政権を維持したらの話です。
たぶん数年で民主も今回の自民の二の舞になりそうな予感はしますが、
かといって楽観的でもいられません。きっかけを与えてしまったことは確かです。
今後どうなるかわかりませんが、どうやらまだしばらくは
この不安定な政治を見守らなければいけないようです)